ハーレーや大型バイクの最高速は300km/hを超える

バイクの最高速

ハーレーなどの大型バイクのスピードメーターは、多くが最高速220km/hまで表示されるタイプが搭載されています。公道を走行するぶんには、Maxの速度で走行するのは不可能ですし、高速道路でも道路交通法違反となってしまいます。

このため、サーキット場や測定用の試験場以外では確認できませんが、あくまで理論値として計算で算出することは可能です。

例えばハーレーのSOFTAIL 2011FLSTFは、カタログ値では1次減速比が1.35、2次減速比が2.00、6速の変速比が1.00、最大の回転数が5450rpmとなっています。

最高速をこれらの最大回転数やギア比、最終減速比やタイヤの外径から計算すると、約250km/hとなります。ただし、これはあくまでも理論値で、路面との摩擦や重量を考慮するとこの数字の約8割程度、約200km/hが現実的な数値となります。スペックが高ければ、それ以上のスピードを出せる可能性が高まります。

また、大型バイクのギネス記録は、2003年に発表されたダッジトマホークという8.3リッターのバイクの560km/hとなっています。日本国内のメーカーが販売されているバイクに限ると、333km/hが最高です。